『ザ・タウン』

Ost: the Town

 ベン・アフレック監督・主演の犯罪映画。とにかく演出がシャープで物語に贅肉がない。クールなアクションと情緒的な人物描写が絶妙なバランスで絡まり合って、見ごたえがあった。現地では「クリント・イーストウッドの再来」「次世代のマイケル・マン」と評判になったそうだが、これは決して過大な評価ではないな。役者陣も充実しており、とりわけジェレミー・レナーは儲け役。異貌の名優ピート・ポスルスウェイトの生前最後の公開作になったのは残念ですが。